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身体の力が抜けないのはなぜ?「力を抜いて」と言われても抜けない理由

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身体の力が抜けないのはなぜ?緊張して力を抜けない理由と対処法

身体の力が抜けないのはなぜ?緊張して力を抜けない理由と対処法

2026/08/26

「力を抜いて大丈夫ですよ」

施術中、私もお客様にこうお伝えすることがあります。
 

ところが、そう言われてもなかなか力が抜けない。

「抜いているつもりなんですけど……」

そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 

でも、これは決して「リラックスするのが下手」ということではありません。

そもそも身体の緊張は、すべて自分の意思だけでコントロールしているわけではないからです。
 

大切なのは、頑張って力を抜くことよりも、自然と力を抜きやすい状態をつくることなのかもしれません。
 


身体の力は、意識して入れているものだけではない

私たちは普段、立ったり座ったり、頭を支えたりしながら生活しています。

そのため、身体には姿勢を維持するための筋活動があります。
 

さらに仕事に集中しているとき、スマートフォンを見続けているとき、人前で緊張しているときなど、気づかないうちに身体へ力が入っていることもあります。
 

肩が上がっている。

奥歯を噛みしめている。

眉間に力が入っている。

手を強く握っている。
 

こうした緊張は、本人が「よし、力を入れよう」と考えて起こしているとは限りません。
 

だからこそ、

「力を抜けばいい」

と頭では分かっていても、それだけで簡単に身体がゆるむとは限らないのです。
 

「リラックスしなきゃ」が新しい頑張りになることも

疲れているときほど、
 

「早く寝なきゃ」
「休まなきゃ」
「肩の力を抜かなきゃ」
 

と思うことがあります。
 

でも、「ちゃんとリラックスできているかな?」と自分の状態を気にし続けていたら、休むことそのものが一つの課題になってしまいます。

私はこれを、少し不思議な状態だと思っています。
 

休むために頑張っている。
 

身体を休ませたいのに、頭では「休めているか」を確認し続けている。

もちろん意識して身体をゆるめる方法が無意味というわけではありません。
 

たとえば、一度筋肉に力を入れてからゆるめ、その感覚の違いを感じる「漸進的筋弛緩法(PMR)」という方法があります。

PMRについては、ストレスや不安の軽減などに役立つ可能性が複数の研究で報告されています。

つまり、「力を抜け」と命令するよりも、身体がゆるむ感覚そのものを経験することが一つのヒントになるわけです。

 

「力を抜く」より「力を抜ける状態」をつくる

私は施術をしていて、

「どうすれば、この身体をもっと強くほぐせるだろう」

だけではなく、

「どうすれば、この方が身体を預けられるだろう」

と考えることがあります。
 

身体を支えなくてもいい。

次に何をされるのか過度に身構えなくてもいい。

呼吸を止めなくてもいい。

安心して横になっていられる。
 

そんな条件が重なった結果として、身体の力が少しずつ抜けていくことがあります。
 

これは「安心すれば必ず筋肉がゆるむ」という単純な話ではありません。

筋肉の緊張には姿勢、運動、痛み、心理状態などさまざまな要因が関係します。
 

だから私は、無理に「力を抜かせる」ことより、その人が力を抜きやすい状態を探すことのほうが大切だと考えています。

 

日常でも「脱力しよう」と頑張らなくていい

では、自宅ではどうすればよいのでしょうか。

まずは、無理に全身を脱力させようとしなくても大丈夫です。
 

たとえば肩。
 

一度、肩を耳へ近づけるように少し持ち上げてみます。

数秒その状態を感じたら、ストンと下ろしてみる。
 

「完全に力が抜けたか」を判定する必要はありません。

上げていたときと、下ろしたあとの違いを感じてみるだけです。
 

また、

「今、奥歯を噛みしめていたな」
「手に力が入っていたな」
「呼吸が浅くなっていたな」
 

と気づくだけでも、自分の状態を知るきっかけになります。
 

ゆっくりとした呼吸も、リラックスを助ける方法の一つとして研究されています。
 

ただし、「何秒吸って何秒吐かなければならない」と頑張りすぎる必要はありません。

苦しくない範囲で呼吸をゆっくりさせながら、身体を椅子やベッドへ預けてみる。
 

大切なのは、

「リラックスできた・できなかった」と採点しないこと。

まず、自分がどこに力を入れているのかを知るところから始めてみてください。

 

休むことまで、頑張らなくていい

身体の力が抜けないと、
 

「身体が硬いから」
「緊張しやすい性格だから」
 

と思ってしまうかもしれません。
 

でも私は施術をしながら、その人の身体が緊張していることにも、何か理由があるのだろうと考えるようにしています。
 

だから、無理に変えようとするのではなく、
 

触れ方を変える。

圧を変える。

身体の支え方を変える。

少し待ってみる。
 

そうしながら、その方が自然と身体を預けられる場所を探していきます。
 

totonoe.のアロマトリートメントやドライヘッドスパも、「身体を無理やりゆるませる」ための時間ではありません。
 

一人ではなかなか力を抜けないときに、安心して身体を預けられる時間をつくる。

その結果として、少しずつ心と身体が休める状態へ近づいていく。

そんな施術でありたいと思っています。
 

休むことまで、頑張らなくていい。
 

力を抜けないと感じたときは、

「どうしたら力を抜けるだろう?」

ではなく、

「どうしたら、私は力を抜いても大丈夫だと思えるだろう?」
 

そんなふうに考えてみるのも、一つの方法かもしれません。

そんな中にもアロマトリートメントは力を抜く状態を取り戻す手段の一つとしてとてもおすすめしています。

非日常を感じること。
ゆったりとした音楽と心地よい香り。

静かな空間でただただほぐされ、解けていく感覚。

施術を受けた後のお客様は、よく眠れましたとお声をいただきます。
本当に来てよかった。

ぜひtotonoe.のアロマトリートメントで「力の抜けた元の状態」を体感してみてください。

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