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健康寿命を支える「歯・足・人とのつながり」|病気になる前にできること

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健康寿命の鍵は「歯・足・人とのつながり」?

健康寿命の鍵は「歯・足・人とのつながり」?

2026/10/24

健康寿命を支える「歯・足・人とのつながり」|病気になる前にできること

先日、YouTubeを見ていて、とても興味深いお話を見つけましたので、皆さんにも共有したいと思います。
 

GLOBISが公開している対談動画で、『安宅和人』さんが医療の未来や健康について語られていた内容です。
 

※安宅和人さん(あたか かずと)は、脳科学者、戦略コンサルタント、教育者として知られ、脳科学やデータ、AIなどの知見を活かしながら、社会の未来や仕組みづくりについて幅広く活動されている方です。
 

そこで特に印象に残ったのが、

「歯・足・混ざる」

という3つのキーワード。
 

健康と聞くと、食事や運動、睡眠などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

もちろん、どれも大切なことです。
 

でも、歯と足、そして人とのつながり。
 

この3つを一緒に考えるという視点が、僕にはとても興味深く感じられました。

普段、お客様のお身体に触れたり、お話を伺ったりする仕事をしていることもあり、共感できる部分が多かったです。
 

今回は、この動画をきっかけに、健康寿命と予防医療についてブログにしてみたいと思います。

 

健康寿命を考えるうえで大切な「歯・足・混ざる」
 

健康寿命という言葉を耳にする機会も増えました。

※平均寿命が、平均して何歳まで生きられるかを表す指標なのに対して、健康寿命は、健康上の問題によって日常生活が制限されることなく過ごせる期間を指します。
 

長く生きることだけでなく、年齢を重ねても自分らしい生活を送れること。

それが健康寿命を考えるうえで大切な視点です。
 

今回の対談で安宅さんは、ご自身が関わる「風の谷」というチームで、医師も交えてヘルスケアについて検討した結果として、歯・足・孤独の重要性を紹介されていました。
 

そして、健康を守るための方向性として語られたのが「歯・足・混ざる」という言葉です。
 

これは、さまざまな病気に関わるリスクを減らすために、歯を守り、歩ける身体を維持し、人や社会とのつながりを持つことの大切さを表した考え方だと感じました。

 

歯の健康は、全身の健康にもつながっている

歯の健康というと、虫歯や歯周病の予防を思い浮かべますよね。

でも、実は歯や口の健康は、全身の健康とも関係しています。
 

例えば、歯の状態が悪くなって噛む力が弱まると、硬い食べ物を避けるようになることがあります。

すると、食べられる食品の種類が減り、必要な栄養が不足しやすくなる可能性があります。
 

こうした口の機能の衰えは「オーラルフレイル」と呼ばれています。

また、歯周病は糖尿病などの全身疾患との関連も研究されています。
 

ただし、歯の病気があらゆる病気を直接引き起こすと証明されているわけではありません。
 

対談では、安宅さんがアメリカで歯科治療を受けた際、日本との費用の違いに驚いた経験も紹介されていました。

その一方で、現地では歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を丁寧に教わり、その後は虫歯ができていないというお話も。
 

このお話を聞いて僕が考えたのは、日本では比較的少ない自己負担で治療を受けられることが、予防への意識にも影響しているのではないか、ということです。
 

「虫歯になったら歯医者に行けばいい」

そんな意識が、知らず知らずのうちに生まれているのかもしれません。
 

もちろん、医療を受けやすいことは日本の大きな強みです。

だからこそ、治療だけでなく、病気になる前の予防にも目を向けたいですね。
 

歯磨きだけでなく、歯と歯の間のケアまで習慣にすること。

そして、定期的に歯科検診を受けること。

将来の健康を守るために、今日からできることの一つですね。

 

足を守ることは、生活の自由を守ること

次は「足」です。

安宅さんは対談の中で、足の状態が悪くなることと、さまざまな疾患の増加との関係について、データを踏まえて強調されていました。
 

もちろん、足が悪くなることが、すべての病気の直接的な原因になるという意味ではありません。

それでも、歩く力を維持することは、将来の健康を考えるうえで大切な視点です。
 

普段、私たちは歩けることを当たり前のように感じています。

でも、買い物に行く、旅行をする、友人に会いに行く。

こうした日常の楽しみは、自分の身体を自由に動かせることに支えられています。

年齢を重ねると、筋肉量や筋力、バランス能力は低下しやすくなります。
 

足腰が弱くなると、転倒への不安が増えたり、外出を控えるようになったりすることがあります。

外出する機会が減れば、身体を動かす時間も少なくなり、さらに筋力が落ちてしまうことも。
 

つまり、歩く力を維持することは、身体の健康だけでなく、生活の自由や社会とのつながりを守ることにもつながっているんですよね。
 

もちろん、無理に長距離を歩く必要はありません。

一駅分歩いてみる、階段を使う、椅子からゆっくり立ち上がる運動を取り入れる。

そんな日常の小さな積み重ねも大切です。

 

孤独を防ぐ「混ざる」という考え方

そして、今回の対談で僕が特に考えさせられたのが「孤独」です。
 

孤独感や社会的孤立は、心の問題だけでなく、身体の健康や死亡リスクとも関連することが研究で報告されています。

対談の中で安宅さんは、孤独による健康リスクについて、喫煙の2倍程度になる可能性があるという趣旨のお話をされていました。

それほどまでに、人とのつながりが健康に関わっている可能性があるということです。
 

ただし、これは孤独が喫煙の2倍危険だと医学的に確定しているという意味ではありません。
研究によって対象や比較する指標が異なるため、単純に数字を比べることはできません。
 

それでも、孤独や社会的孤立が健康に及ぼす影響は、決して軽視できないものだと感じました。

ここで知っておきたいのは、一人でいることと、孤独を感じることは同じではないということです。
 

一人の時間が好きな方もいれば、たくさんの人に囲まれていても孤独を感じる方もいます。

大切なのは、単純に人と会う回数を増やすことではなく、自分にとって心地よい関係性を持てることなのかもしれません。
 

対談では、孤独が生まれやすい時期についても触れられていました。

若い頃は、孤独を感じながらも、新しい友人や人間関係を築いていく時期。
 

一方、年齢を重ねると、身体が動きにくくなること、家族との死別や子どもの独立、退職などによって、人とのつながりが変化することがあります。
 

だからこそ、年齢を重ねてからも、新しいコミュニティに参加したり、希望に応じて仕事や役割を持ち続けたりできることが大切なのではないでしょうか?
 

安宅さんが語る「混ざる」という言葉には、単に孤独を避けるだけではなく、人とのつながりをつくり直していくという意味も感じられました。
 

気を遣わずに話せる人がいる。

自分の気持ちを受け止めてもらえる。

無理に会話をしなくても、安心して一緒に過ごせる。
 

そんな関係性も、日々の暮らしを支える大切な存在だと思います。

 

病気になってから治すだけでなく、予防するという考え方

もう一つ、対談の中で興味深かったのが、日本の医療制度と予防医療についてのお話です。

日本には公的医療保険制度があり、比較的少ない自己負担で医療機関を受診できます。
 

これは、私たちの健康を支える大きなメリットです。

一方で対談では、治療を受けやすい環境があるからこそ、病気になる前の予防に十分な意識が向いていないのではないか、という問題提起もありました。
 

もちろん、医療費が安いことによって予防意識が低くなると、単純に決めつけることはできません。

それでも、病気になってから治療するだけでなく、病気になりにくい生活を日頃から意識することは、とても大切だと思います。
 

歯のケアをする。

身体を動かす。

人とのつながりを大切にする。
 

どれも特別なことではありませんが、毎日の習慣として続けることに意味があります。

医療に頼れる安心感と、自分自身で健康を守る意識。

その両方が必要なのではないでしょうか?

 

健康を守るために、今日からできること

健康寿命を意識するからといって、急に生活を大きく変える必要はありません。
 

まずは、こんなことから始めてみてはいかがでしょうか?
 

・歯間ブラシやフロスを使い、歯と歯の間もケアする
・定期的に歯科検診を受ける
・いつもより少し歩く時間を増やす
・無理のない範囲で脚の筋力を維持する
・友人や家族と話す時間をつくる
・自分が心地よく参加できる場所や活動を見つける
 

そして、忘れたくないのが『休養』です。
 

身体を動かすことも、人と関わることも大切ですが、疲れたときにはしっかり休むことも必要です。

 

健康とは、心地よく生きられること

今回の動画をきっかけに、改めて感じたことがあります。

健康とは、単に病気がないことや、身体が元気であることだけではないのかもしれません。
 

好きなものを食べられること。

行きたい場所に、自分の足で出かけられること。

そして、気を遣わずに話せる人や、安心して過ごせる場所があること。
 

僕自身、セラピストとしてお客様と向き合うなかで、身体の疲れだけでなく、気持ちを休める時間の大切さを感じています。
 

たくさんお話ししたい日もあれば、何も考えず、静かに過ごしたい日もありますよね?

どちらも、その方にとって必要な休息なのだと思います。
 

totonoe.も、そんなふうに気負わず過ごせる場所でありたいと思っています。
 

健康寿命というと、遠い未来の話に聞こえるかもしれません。

でも、未来の健康を支えるのは、きっと今日の小さな習慣の積み重ねです。

皆さんも、この機会に「歯・足・混ざる」という3つの視点から、ご自身の暮らしを少し振り返ってみてはいかがでしょうか^^?
 


参考動画:GLOBIS「あすか会議2025|AI活用が医療格差を広げるか:病院経営とDX導入の分岐点とは?」(安宅和人さんほか)

https://globis.jp/article/8f1xq827gp9n/

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